買わない方がいい土地を購入してしまうと末代まで問題を抱える!?

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買わない方が良い土地…
それってどんな土地なのか?

気になりませんか?

  • 近隣に変わった人がいる土地?
  • 道が狭い土地?
  • 高低差がある土地?

どれも購入すると後悔しそうな土地ですが、今回ご紹介するのは場合によっては
裁判にまで発展する可能性もある。

「裁判!?」

びっくりする人も多いのではないでしょうか。

裁判なんて聞くと私でも動揺します。
裁判となると費用も高額ですし、長い時間もかかる。
そんな問題が起きないように

今回もハウスメーカーで現場監督を経験し現在も土地・建物・マンションなどを仲介している
ジンが簡単にわかりやすくご説明いたします。

この記事を読めばマンションか戸建迷うことはなくなります。

  • 買わない方が良い土地を避ける事もできる
  • 近隣と揉める事もない
  • 裁判などの余計な費用や時間もかからない

などあとで後悔しなように解説していきます。

家づくりには難しい専門用語も多く初めての家づくりの人には難しいという事もありますので
できるだけ簡単にお話ししますので安心して読んでみてください。

目次

境界杭の無い物件は原則買わない方が良い

ブロックの上の境界プレート
これは境界プレート

これは見たことがありますか?

隣地(民)と道路(官)との境界線を示すものです。
今回のお話はこの境界のお話で結論を言うと境界ポイントが無い物件は購入しない!

と言うのが結論です。

境界がない物件はなぜ購入しない方が良いのか?
私が土地を購入する場合も境界がない土地は、購入しません。

国で言えば、国境線のポイントが無いということですからね。
国境線がなかったらお互いの国が領土を主張して戦争なることだってあるかもしれない。

これを個人の土地にするとお隣さんと土地の面積を争って裁判になるかもしれない。
もしかしたら境界ポイントが無いことが原因で隣の家が実際の境界線をはみ出して
建築されてしまうかもしれない。

境界線をはみ出してる家
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そんな事が起きればどうなるか容易に想像がつきますよね。
お互いの境界ポイントを主張する事になりますので
裁判にまで発展する可能性は高い。

もしかしたら土地面積が減る可能性もありますからね。
簡単に認めるわけには行きませんよね。

境界がなければ復元する

境界ポイントの復元作業

境界がないと色々揉めるネタがあると言うことはわかりましたね。
今は大丈夫でも将来、隣が相続などで所有者が変わったときに全然違う敷地境界ポイントを
主張してくるかもしれない。

そうならない為にそもそもそんな土地を購入しないと言うのは1つの方法ですが
「こんな良いロケーションの土地を諦めるのは勿体無い!」と言う事もありますよね。

その土地が欲しいけど境界ポイントが2箇所ない!

であれば、境界ポイントの復元です。

土地の契約条件に境界ポイントが消失している場合は、土地引き渡しまでに売主の責任と負担において
復元する。

と言う文言を入れておけばOKです。
万が一復元できない時は、罰則なしで解約できる。
と言うことまで記載しておけば問題ありません。

境界は復元できない場合もある

復元すれば良いと言っておきながら境界は復元できない時もある。

境界の復元作業としては、隣地の立ち合いが必要になってくる。
当然お互いの敷地を分ける重要な境界を復元するわけですから隣地の人の立ち会いなしで
勝手に境界を復元することはできない。

復元の作業としては、その境界に絡む隣地の人全員が位置を確認し了解のもと
境界を復元します。

と言う事は隣地の人には立ち合いをしてもらわないといけない。
ですが、「立ち合いはしない!」と言われてしまうと境界の復元ができなくなってしまう…

そんな人いるの!?と思うかもしれないが

ぶっちゃけいます!

例えば土地の売主と隣人が仲が悪い…とか。
そう言った場合は非協力的です。

仲が悪くなくても面倒だからと言って立ち合いを拒否する人もいる。

また、隣地所有者がどこに住んでいるのかわからない。
と言うケースもあります。
例えば隣が何年も空き家で所有者不明という事もあります。

そう言った場合は境界の復元ができない事もある。

復元できない理由を確認してみよう

土地が良すぎてこの土地を諦めきれない!!

という事もあると思います。
その場合は境界がなくても購入する!という人もいます。
いつ起きるかわからない揉め事のネタを気にしていてもしょうがない。

ジン

はい、そういう考えもあると思います。
あくまで「揉めるかもしれない」というのは推測の話ですから
実際に揉めるとは限らない。

でもちょっと待ってください。

一旦復元できない理由を確認してみましょう。
これが前述したように隣の人が理由もなく立ち合いを拒否している…

という人と、この先何年も隣同士なわけです。
大丈夫ですかね?変わった人ではない?上手く付き合っていけるのか?

ジンだったら買わないです。
境界の立ち合いをしてくれないという事は、隣が土地を売るから境界を復元したいと言ってきた時に
やり返されるって想像できない人…ですね。

私だったらそっちが昔立ち会ってくれなかったのに自分の時だけ立ち会ってくれって
虫が良すぎますね。

その辺りの復元できない背景も確認する必要があります。
所有者不明…だったら良いかもしれないが

でも、隣の植栽がこちらに越境してきた時に所有者に枝を切って!とか何か不都合が起きた時に
隣の人と連絡がつかないと困りますよね。

そう言った意味で復元できない背景を確認しましょう。

まとめ

結論は境界がない、復元できないという土地は要注意という事です。
購入してから時限爆弾のように10年と20年後にいきなり問題が発生するかもしれない。

その時にサクッと解決できれば良いですが、揉めてしまうと厄介ですね。

もし購入しようと思った土地が見つかったら境界がしっかりあるのか?

確認してみましょう。

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