変動金利の大切な4つのルール/まずはこれを抑えて変動金利を攻略

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変動金利と聞くと皆さんはどんなイメージがありますか?

  • 金利がコロコロ変わる
  • 支払額が急に上がる!
  • 金利が低い

名前の通り金利がコロコロ変わる・・・

私もぶっちゃけ一番最初はそんなイメージありました。

今回は、そんな変動金利に設定されている大切なルールをご紹介ます。
本記事を読んでいただければ変動金利のルールが分かり利息を多く支払わずに済むかもしれませんので
ぜひ参考にしてください。

目次

変動金利の金利見直しは4月と10月

変動金利は、市場の金利に連動していますが、その金利の見直しは一定の時期に行われます。

この見直しの時期は、金融機関や契約内容によって異なりますが一般的には

4月と10月に見直しされる事が多く実際の返済額の変更は7月と1月の返済から

金額が変わります。

この低金利の状況で返済が下がるという可能性はないと思いますので金利の見直しが行われれば

返済額が増加する可能性があります。

金利の見直し

一般的には4月と10月に金利の見直しという事は借入期間35年だと金利の見直しのタイミングは70回という事です。

70回も金利の見直しのタイミングがあると、今後は絶対に金利が上がるタイミングがありそうですよね。

そうなった時に支払いができるように支払いの計画を考えておかなければなりません。

支払額の上昇率には上限設定がある

変動金利は一般的に年に2回金利見直しがあることがわかりましたが、金利が上昇すると支払額は

どのくらい上がってしまうのだろうか?

毎月の支払いが10万円で金利が上昇して7月から支払いが20万円に!!

となってしまうと支払いがかなり厳しいですよね。

そうならない為に125%ルールというものがあります。

これは単純に支払額の上昇には上限設定があり125%までしから支払額は上昇しないということです。

なので10万円の支払いが12.5万円までしか上がらないということです。

金利が上昇する

このルールの主なメリットは、借り手が金利の急激な上昇による返済額の大幅な増加から保護されることです。

これにより、借り手は将来の金利上昇に対してある程度の安心感を持つことができますが

125%ルールは全ての金融機関で適用されているわけではないので要注意!

また、このルールが適用される条件も異なる場合があるため、契約前に金融機関に確認することが重要です。

返済額が上がるのは5年に1回

ここまで変動金利の一般的なルールの

  • 金利の見直しは4月と10月
  • 支払額の上昇率は125%まで

この2つはご理解いただけたと思いますが、年に2回も支払額が上がってしまうのは不安ですよね。

なので金利の見直しで金利が上がっても返済額が上がるのは5年に1回というルールがあります。

これは、金利の変動による返済額の変動を一定の期間ごとにまとめて調整するものです。

このルールのメリットは、返済計画を安定に保つためです。

年に2回も金利が見直しされて支払額が上がると返済計画が立てずらいですよね。

なので金利が上昇しても返済額が変わるのは5年1回ということです。

未払い利息


未払い利息という言葉はあまり聞き慣れないですよね。
未払い利息は5年ルールと125%ルールに関係してきます。

仮に金利が上がり返済額が上がったとします。

しかし返済額は5年間は変わらない。 

5年間の間に金利が爆上がりして利息と元金のバランスが崩れる

返済額以上の利息が発生してしまうと利息があと回しにされる。 

これが未払い利息です。 

まとめ

変動金利は金利がコロコロ上がるわけではなく年に2回の見直しで行われる。

例え金利が上昇しても返済額が上がるのは5年に1回だし金利が上昇しすぎても返済額が

上がるのは現状の支払額の125%までになっている。

この3つのルールにより変動金利でも支払いの計画に安定性が生まれリスクを下げることができます。

なので変動金利をそれほどリスキーだと思うわなくても大丈夫なのです。
逆に安直に固定金利を選んでしまう方が金融機関に対して大きな利息を支払う事になって
しまいます。

そして変動金利には、あるリスクヘッジの方法があります。
それは固定金利にするのではなく別の方法で
リスクヘッジができますので別の記事でご紹介したいと思います

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