建築会社と契約する前にココ確認/契約後に失敗したと思わないための4つのポイント

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家づくりをする際にどこに建築を依頼するか…

工務店?ハウスメーカー?設計事務所?
どこに依頼するのが良いのか…

と思ったことはありませんか?

  • 工務店とハウスメーカー、設計事務所の違いがよくわからない
  • いくらで建てられるかもわからない
  • 何を基準に選んで良いのかわからない

建築会社はたくさんあるし、いろいろ説明を受けても正直よくわらかない…


「実際のところ、説明された性能が良いものなのかすらわからない…」
と思う人も多いですよね。

ジン

分かります!
私でも知らない建築会社であれば説明を受けただけだと
そこの建築会社が依頼するに値する建築会社か判断できない。

今回もハウスメーカーで現場監督を経験し現在も土地・建物・マンションなどを仲介しているジンが簡単にわかりやすくご説明いたします。

本記事を読めば理想の建築会社なのかの判断がつきやすくなります。

  • 契約してみたら理想の間取りが全然出来上がってこない…
  • アフターメンテナンスもお粗末…
  • 職人さんが工事中に室内でタバコ吸ってた…

契約後にこんな事が発覚して後悔しないようにしましょうね。

今回も難しい専門用語が多い家づくりのポイントを
できるだけ簡単にお話ししますので安心して読んでみてください。

目次

標準仕様はどの程度か?

これはまず一番最初ですね。

標準仕様です。

標準仕様というのは、その建築会社のデフォルト設定(初期設定)です。
中には

「うちには標準仕様がないよ」

と言ってくる建築会社もあると思います。
標準仕様がない??

という事は、0から仕様を決めていくという事です。
「キッチンは、リクシルとトクラスの中から選んでください」
という決まりはなくお客さんのが「クリナップがいい!」と言えば
それが見積もりに反映されるという事です。

これを言われると最初の基準になるものがないので
こんな感じで言ってください。

「御社で建ててるお客さんの平均的な価格帯はいくらですか?
また、耐震等級は1の人が多いですか?それとも3等級の人が多いですか?」

とその建築会社で建ててる人の平均値を探ってみましょう。

ジン

それでも濁すのであれば
私だったらもう相手にしないですね。

平均値を尋ねているわけですから、いくらバラバラでも平均値はありますよね。

標準仕様を最初に確認する理由は後で追加費用をなるべく発生させない為です。
これを確認しないで契約してしまうと後で

  • うちは耐震等級1が標準です。3等級にするなら80万円の追加です…
  • 設備はこのグレード(下)が標準なのでグレード(中)を挙げると60万円追加です…
  • 長期優良住宅しようにするには追加費用が180万円です…

家づくりの追加費用はなかなかエグい金額です。
最初に標準仕様を確認しておけば契約の前に好みの仕様に変えて見積もりを見てから
契約に進む事ができます。

ジン

なので標準仕様を確認する事は大切なのです。

プレゼン能力は?

建築会社の提案力

これも外せない条件です。

建築会社のプレゼン能力です。
提案力もそうですが、どの程度の資料まで作るれるのか?
という部分も大切です。

例えば建築会社によっては

「3Dパースは有料です!」
という会社もある。

今どき3Dパースも出てこない…
家づくりが初めての皆さんからしたら作ってもらった間取りのLDKを立体で確認したくないですか?

平面図だけで頭の中で立体にする作業ってかなり難しいです。
その結果、建築が実際に始まり立体になった現地を見にいくと

「あれ!?ここってこんな感じなんだっけ?イメージと違う…」

ということが発生します。
”イメージと違う”って家づくりに、あるあるなトラブルです。

そうならないためにも3Dにした立体の資料も見たいですよね。

ジン

それが
・有料です
・2回しか出せません
という建築会社もあるので注意したい。

それ以外にも間取り図などの図面を作るのが営業マンでいい間取りが出てこない…
こう言ったケースもあります。

設計を心得ていたり経験があれば良いが、そうじゃないとなかなか良い間取りが出てこないケースもある。
言われた条件を組み合わせただけの間取りを作る御用聞タイプの営業マンもいる。

みなさんがそれを求めているのであれば良いが
相手からは

ここをすると隣からの視線も気にならず、隣の桜を利用してリビングから春は桜を見えるようにしましょう
とか、この動線だと子供が野球などの習い事から帰ってきた時に廊下に砂が落ちそうなのでこうしましょう

などのプロらしい提案を受けたくないですか?

これができない担当者や会社だと契約後いつまで経っても

「納得できる間取りが出来上がってこない…むしろ自分達が考えてばかり」

という事がおきます。

ジン

打ち合わせの段階でこの調子だと
家づくりが楽しくなくなってしまいます。

どうですか?
建築会社の提案力って最初に確認しておきたいですよね。
その為にはストレートに聞いちゃいましょう!

間取りを作るのは誰?
今までの建築事例の写真が見たい

と言って確認してみましょう。
建築事例を見てみなさんの感度が上がらないのであれば
多分その建築会社でしっくりきていないのだと思います。

事例確認

これは提案力と似たようなものですが、ここでは実際の現地を見てみたいところです。
営業マンからは自社のいい話しか聞けません。
それは当たり前なのですが、逆に”自社の悪口”が出る営業マンはお勧めしない

その営業マンは自分の会社の事が嫌いです。
そんな営業マンがみなさんに対して目を輝かせていい提案を持ってくるとは私は思えない。

みなさんが聞きたいのは、その会社の弱いところですよね。
実はうちの会社ここが苦手なんです。とか、この設備が扱えないんです。

などのウィークポイントですよね。

そして事例確認というのは、完成現場やオーナー宅訪問です。
最近は”エスコートハウス”とか言われていますね。

特にオーナー宅訪問は、本当の事が聞けます。
ただし、聞き方が重要です。

「快適ですか?」と聞いたら「快適ですよ〜」としか返ってこない。
だってオーナー宅訪問させてくれるほど建築会社と仲が良い(信頼関係)わけですから。

聞き方は
「家づくりで後悔した部分とかありますか?」とか
「ここがちょっと不満だったなとかありますか?」など
オーナーさんの失敗事例を聞いてみるのがいいです。

後悔や失敗ゼロという家は、ほとんどないので必ず1つや2つは出てくる。

そこで建築会社の本当の姿を探ってみましょう。

保証期間の確認

最後に保証期間です。
新築の場合は、最低10年という初期保証が必ず設定されています。

大手になれば初期保証30年という会社もあります。

建築会社の保証システムが

  • 初期保証が10年で保証が終わり
  • 初期保証が10年で10年目に有料のメンテナンスを行うと保証期間を10年延長
  • 初期保証が30年で30年目以降に有料のメンテナンスを定期的に続けると最長60年まで保証

など建築会社によって変わってきます。
10年で保証が終わってしまうと困る!という人はその建築会社は選択肢から外れますし
自分が望む保証期間があるのか?

ここをしっかり確認しておきましょう。

ジン

ちなみに保証期間は長ければ良いとは私は思いません。
今の年齢を考えて決めるのが良いです。
保証期間が60年あっても110歳を超えちゃうよ!
というのであれば30年くらい保証期間があれば良いと思います。

まとめ

建築会社と契約する前のポイント5つどうでしたか?

この4つは建築会社を決める前に事前に確認しておきましょう。
これを忘れて契約してしまうと後で追加費用が”高額発生”したり後悔の元になります。

ぜひ覚えておいてくださいね。

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